先日、とある人から「製本された楽譜を買って、汚くなるのが嫌だからコピーして、それを使うのって良いのですか?」と聞かれました。音楽や演劇など、芸術本体の設計図的な役割をする楽譜や脚本を扱う再現芸術の分野で活動してれば、この問題はかなり現実的なものです。
さて、私は一応、この分野では国家資格(笑)を持っていますが、著作を作りだす著作者であり、かつ著作権者として出版社も運用する立場を踏まえて私の意見を書くことにしました。本文は、ツイッターに書いた文章に加筆したものです。皆さんの著作に関する権利の理解の啓蒙に貢献できれば幸いです。
さて、まず「製本された楽譜を買って、汚くなるのが嫌だからコピーして、それを使うのって良いのですか?」という質問は、日本の著作権法的に考えると、以上のような用途は「私的使用」にあたるのか?という質問となります。「私的使用」は、著作権法の第30条に規定されている用語で、「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること」と定義をされています。日本の著作権法は、私的使用において複製、つまりコピーを認めています。
最初に断っておきますが、まず私は現段階で、この質問に合致するような日本国内の判例を持ち合わせていないので、日本の裁判所の判断はわかりません。ただ、まず米国ではダメだ、と解釈されています。
もちろん、日本は米国ではありませんが、とりあえず、まず細かな説明をする前に著作権法とは何なのか、ということも含めて、おさらいをしておきたいと思います。
<法目的と手段>
さて、まず著作権法というのがどういう目的で存在しているのか、という法目的について確認をしましょう。著作権法の目的とは「文化の発展に寄与すること」です。このことは、著作権法の第1条にも書かれてあります。ちなみに、米国の著作権法を含めた知的財産権の関連法律群の目的は「to promote the progress of science and useful arts(科学と有用な芸術の発展を奨励する)」です。その手段として、公正な利用を鑑みた上で、対象となる著作物を定義し、著作者に一定の権利を、一定期間認め、保護の対象としている、というわけです。
著作者に認められた権利、というのには各国の著作権法により、色々と差がありますが、米国のものは割とわかりやすく5つにまとめられていますので、ここではそれを紹介することにします。日本も基本的には同じです。
著作者は
1. right to reproduce
著作物を複製する権利をもつ
2. right to make derivative works
著作物から、二次創作や編曲、改変作など派生作品を作る権利をもつ
3. right to distribute
著作物の複製を公に流通・販売する権利をもつ
4. right to perform
著作物を公に演奏・上演する権利をもつ
5. right to display
著作物を公に展示する権利をもつ
以上が著作者に独占的に認められています。これらの権利は、個人著作の場合、日本では著作者の死後50年後まで、著作権者に認められているわけです。また、これらの権利は譲渡することも可能ですので、著作者が著作権者とならない可能性もあります。
ここまでの説明で、まず、著作権法は、著作から派生する権利を認めているが、無制限ではないことがお分かりいただけると思います。無制限ではないのは、そうすることが「文化の発展に寄与すること」という目的に反する、と判断されているからです。
<私的使用>
著作権法は、公正で現実的な利用と判断される事柄に対して権利にいくつか制限を設けています。その代表的なものが第30条の「私的使用」規定で、私的使用であれば、複製権の保持者に許可を取らなくても著作物の複製は許可されている、というものです。
まず、「私的使用」というのを、おさらいしておくと「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること」でした。じゃあ、それを満たせばOKか、というと、さらに条件があり、「使用する者が複製すること」ことと、書籍触媒となっているものに関しては「公衆にあってお金を入れて使うような、いわゆるコピー機を使って複製していないこと(第30条第1項まとめ)」という2点も満たす必要があります。
最初の質問は、「製本された楽譜を買って、汚くなるのが嫌だからコピーして、それを使うのって良いのですか?」でした。まず、「使用する者が複製すること」と「公衆にあってお金を入れて使うような、いわゆるコピー機を使って複製していないこと」を満たしていない場合、私的使用の条件に入らないのでダメです。条件を満たしている場合は、コピーする理由はどうであれ「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること」に当てはまるかが問題となります。では、「個人的な利用」とはどういうものか、考えてみましょう。
<個人的な利用>
最終的には、この部分に関しては判例を参照するしかないので、私の意見だ、ということを先に断っておきます。まず、「個人的な利用」というの逆を考えてみましょう。「個人」の対義語は「大衆」「社会」とか「団体」となります。ですので、「大衆的な利用」「社会的な利用」「団体的な利用」というのは「個人的な利用」とは考えられないわけです。
そうなると「製本された楽譜を買って、汚くなるのが嫌だからコピーして、それを使うのって良いのですか?」という問いには、楽譜を購入したことや、コピーの目的が問題ではなく、「複製物をどこで、どう使うのか?」ということが問題となることがわかると思います。「自分の家で、自分の練習と勉強のために使う」のであれば、私的使用と認められると思います。「公衆の場、団体活動の中で使う」となれば、私的使用とは認められないでしょう。「練習は自分の家だけど、のちに社会的に、または社会に向けた演奏活動を行うため」では、どうでしょうか?おそらく、私的使用とは認められないでしょう。つまり、個人が集団活動や(やがて)公となる活動に参加した時点で、裁判所は私的使用と認めてくれないのではないか?ということとなります。
基本的に「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」というのは、非常に狭いものです。例えば「じぶんちで、じっちゃんと熱海殺人事件(つかこうへい・作)を二人で演じて楽しんだ」くらいの範囲しか認められていない、と思ったほうがよいでしょう。
<認められていないコピー譜を使って(もとにした)演奏をすると>
第49条の規定に従って、複製をした、こととみなされ、複製権を侵害したことになります。
<まとめ>
楽譜のコピーの問題は色々あると思うのですが、楽譜を買った、という行為が、書物という複製物かつ消耗品を購入した、と思えない人の気持ちも、私は十分理解しているつもりです。しかし、書物を個人的に購入したことを根拠に、「個人的活動」が無限に広がる!と考えて「私的使用」を解釈していくは、やめた方が良いかと思います。
ただ、特に音楽というものに対して、このように考える人たちが多く、そう考えてしまう理由も理解しているつもりなので、自分で出版社を持っている私としては、上手く今の時代やテクノロジーと会うようにやりたい、と思っています。
著作権が保護されるのは、それが「文化の発展に寄与する」ための手段となりえるからです。私は自分の楽譜の価格と入手方法を可能な限りリーズナブルなものにしようと努めてきたつもりです。もちろん、それは日本だけでなく世界各国の様々な利用者の状況、特に日本とは相対的に経済が豊かでない国々の人たちからの声を鑑みた結果なのですが、もしそのことで私が音楽活動ができなくなってしまっては困りもします。
結局は、さじ加減、だとは思いますが、皆様からのサポートはいつでも大歓迎ですので、ぜひご一報をお願いいたします(笑)。
PS
<ピアニストなど、演奏上の現実的な譜めくりに必要な部分のコピー>
この問題は、よく器楽奏者から質問を受けます。日本の著作権法上では、明文化された条項はありませんが、私は、第32条の規定に基づいて、購入した原本に必要な小節の部分だけ付け足す、という行為に対しては「引用使用として」の複製ができると判断して良い、と考えています。
第32条は「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」となっていますが、つまり、「その他の引用上の目的、すなわち実演という目的のために、公正な手段で入手した複製物をもとに行われる現実的で正当な範囲内での引用目的の複製は可能である」という解釈です。
実演に関して規定は、実はあまり明文化されていないところが多いのですが、法目的、つまり「文化の発展に寄与する」を鑑みれば、この現実的に必要な部分の複製は許可されるべきだ、と考えてよいでしょう。「楽譜2冊買って、片方を切って使え」は、法目的には合致しないでしょうね。
For English Blog, visit: http://kentarosato.blogspot.com 作曲家・佐藤賢太郎(Ken-P)のオフィシャルブログです。 www.wisemanproject.com
2016年5月26日木曜日
2016年5月14日土曜日
中学校課題曲、ポピュラー音楽編曲そして演奏のあり方 (教育音楽 中学・高校版 2016年4月号・掲載)
以下は、「教育音楽 中学・高校版 2016年4月号」に掲載された文章です。
====
編曲者の言葉
中学校課題曲、ポピュラー音楽編曲そして演奏のあり方
佐藤賢太郎
====
中学校の部は、通常の合唱部のほか、授業や学年活動の延長、有志を募った即席合唱団で参加する団の数が他部門より多く、加えて課題曲を学校・学年歌として取り組む学校も多いというのが現状です。「時間をかけて合唱に取り組んだり、声作りをしていない生徒によって歌われる可能性が他部門より多い楽曲」となっている課題曲がもつ現状を踏まえ、まず、声作りに時間がかけられない団にやはり高音は厳しいということから、今回の課題曲は過去の課題曲と比べて声域は狭く、最高音を低く設定してあります。また中学部門は、男女数の想定が難しく男声が非常に少ない団から、学年全体で歌う男女比が平等なのに混声三部で男声が一パートに集中する、といったバランスが悪い状態で演奏を行うことも多いため、今回の楽曲は男声の人数に関係なく充実した演奏できるように、バランスが崩壊しないように努めました。
中学課題曲のねらいは「多くの中学生が自ら合唱に興味を持ち、歌いたいと思える曲を」であり、ポピュラー音楽という最も身近なアーティストによる楽曲提供が続いている中学課題曲は多くの生徒が合唱に興味を持つきっかけとなっているでしょう。しかし「ポピュラー音楽の合唱編曲と演奏のあり方」に戸惑いを感じる指導現場の声があることも事実です。今回の編曲の基本方針は、「ポピュラー音楽であることを十分に生かす」でした。ポピュラー音楽は、一本の旋律の表情豊かな演奏と歌詞が内容の全て、といっても過言ではないため、合唱版もまずユニゾン、そしてホモフォニックな構成で旋律と歌詞を明瞭に歌い上げられる作りとし、楽曲指示は楽想というよりmiwaさんの想いを鑑みた歌詞に対する「ト書き」として、外国語ではなく日本語で書きました。楽曲は歌詞により近づいた構成とし、伴奏も生徒が弾くことも考慮した難度で素敵&オシャレでかつ歌詞の内容によりそうものになるように努めました。演奏に関してですが、多くの指導者にとってポピュラー音楽の合唱が「普通の合唱曲」と比べ難しいと感じる理由のほとんどは「スタイル」というものに集約されます。ポピュラー音楽は、ジャズやゴスペル等と同じく演奏の本質は口伝であり、真似であり、音符への自由なアプローチにあります。それらは本質的に「楽譜に書かれない」もので、知っていなければ教えることができないものです。授業活動に加え、課題活動を指導する先生方には大変かと存じますが、本書を手にする熱心な先生方には、自らの生涯学習の一環としてもポピュラー音楽演奏を研究してほしく思います。
さて私の課題曲制作の方針をまとめると、様々な状況の合唱団にとって取り組み易いものにすると共に、課題曲演奏でポピュラー音楽の演奏スタイルに挑戦する団体を増やす道筋を作るというものでした。今後の課題として、ポピュラー音楽合唱演奏を技術的にどのように対処すべきか、ということについて具体的な啓蒙をしなければいけない、と感じる次第です。
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出版上の文字制限があり、私の中でかなり省略してしまった感が残っていたので加筆修正してから掲載しようかと思っていましたが、とりあえず現状のものを掲載することいたしました。
出版上の文字制限があり、私の中でかなり省略してしまった感が残っていたので加筆修正してから掲載しようかと思っていましたが、とりあえず現状のものを掲載することいたしました。
2015年12月13日日曜日
「憧れと共に」 第64回明治大学グリークラブの定期演奏会
第64回明治大学グリークラブの定期演奏会が終了しました。本当に久しぶりですが、ブログに少し書こうと思います。
4年前から客演という形で、明治大学グリークラブ(以下・明グリ)とは共に活動をしてきましたが、今年度から常任指揮者を拝命したことで、この1年はより長い時間を彼らと一緒に過ごしてきました。新歓の時期に一緒に活動し(他クラブより新歓され)、5月の東京男声六連のコンサートに出て、7月に立命館大学メンネルコールとの交換演奏会を行い、9月には合宿に参加して、10月には全日本合唱コンクールに出場し(そして人数オーバーで失格となり)、そして12月の定期演奏会を迎えたわけです。日本で大学に行っていない私にとって、明グリとの1年は「学生生活」のようなものを追体験できた時間であり、学生の喜び、そして苦しみや悩みも、より身近に感じられた時間でもありました。
今回の定期演奏会で初演された委嘱組曲「憧れと共に」は、そんな学生達や、彼らを温かく見守っているOB達をインスピレーションに生まれた作品です。以下に演奏会プログラムにのせた文章の一部を載せておきます。
本楽曲「憧れと共に」は、2014年7月5日に行われた第53回明立交歓演奏会のために作詞・作曲された立命館大学メンネルコール・明治大学グリークラブ による合同委嘱曲である無伴奏男声合唱曲「僕が歌う理由<わけ>」を第四楽章として含む全五楽章のピアノ伴奏付男声合唱組曲です。私の合唱作品としては、初めてのオリジナル日本語男声合唱組曲となります。
作品の主題は、先行して制作されていた第四楽章の題でもある「僕が歌う理由<わけ>」です。団員のほぼ全員が初心者として入団してくる明治大学グリークラブですが、様々な活動の可能性があっただろう大学生活の中で、合唱を選んだ(選んでしまった!)学生の「音楽を選んだ自分たち」を歌う作品、そして人生の少し先を行く私からの学生達の今後の人生に向けた想いをこめた作品になることを願って作詞作曲を行いました。また、本組曲は機会があれば混声版等をつくること、本組曲「憧れと共に」の第一楽章「歌に憧れて」を最終曲とした「憧れを追いかけて」という主に中高生を対象とした作品を作ることも視野に入れた広がりのある作品となっています。
この楽曲を創作するにあたりインスピレーションの源泉となった明治大学グリークラブ、立命館大学メンネルコール、そして今でも合唱活動を続けている各団体のOBの皆様に御礼を申し上げます。
1. 歌に憧れて
初めて音楽に出会ったときのことなんて
覚えていないけど
初めて音楽に恋をしたときのことは
なぜか覚えているんだ
あの時から
無数のメロディーに心奪われ
歌声に心動かされ
体全てが音楽で満たされたときの
あの胸の高鳴り追いかけて
いつの間にか
歌に憧れて
音楽に憧れて
少し背伸びして手にとった楽譜に
僕の音楽は流れ出した
あの曲に憧れた
音楽に憧れた僕の心は
歌い出してしまった
いつの間にか
初めの舞台の記憶なんて
かすかに残る思い出だけど
僕を照らした光の眩しさだけは
なぜか覚えているんだ
あれから何回
音楽に心洗われ
歌声に心揺さぶられ
体全てが情熱に溢れた人の
あの輝き追いかけて
いつの間にか
舞台に憧れて
声の力に憧れて
自分の想いを伝えられる空間で
僕の心は育ち始めた
そして歌に憧れた
音楽に憧れた僕の心は
歌い出してしまったんだ
いつの間にか
2. 音楽になって
誰もいない音楽室
僕だけの音楽室
そっと静かに
ピアノの蓋をあけて
人差し指でなぞった優しいドレミの音
始まりは
いつものドレミの音にのせて
歌の練習から
声にのせて 音たちが
つながりあい かさなりあい
僕の中に
流れる音楽に
心の中の音符たちは
音を 色を 動きを
命を吹き込まれて
音楽になって消えた
楽譜を開けば そこには
誰かが書いた
白黒の音楽の設計図
そっと静かに
声に想いをこめたら 音たちが
つながりあい かさなりあい
僕の心から流れる音楽に
楽譜の上のただの記号たちは
音を 色を 動きを
命を吹き込まれて
音楽になって 嬉しそう消えた
3.
決意
無数の夢見る人たちの中で
憧れを決意に変えた人がいた
無数の夢に満ちた暗闇の中で
静かに心を燃やす人がいた
迷いを抱きしめる覚悟を
焦りを飲み込む覚悟を
自分を見つめる覚悟をした人がいた
分かれ道で立ち止まる人たちの中で
一人 静かに歩き始めた人がいた
4. 僕が歌う理由<わけ>
鳥がさえずるわけを知りたいなら
風に口笛の音をのせてみればわかるさ
大きな自然に抱かれ明日を夢見る幸せ
そして 共にさえずる誰かが集う喜び
僕が歌うわけもわかるだろう?
この歌が消えていく先にある何かを
ここに集う仲間と
そして あなたと感じるためさ
5. 僕の歌が続く理由<わけ>
僕は今まで
いくつの夢を見たのだろう?
いくつの憧れを いくつの願いを
言葉に 歌に
音楽に託したのだろう?
いつか僕が受け取った多くの憧れは
音楽となって誰かの心へとそっと旅立った
そして憧れがつないだ この絆は
新たな出会いへと
挑戦へと 僕を動かした
初めて音楽に出会った時のことなんて
覚えていないけど
あの時 音楽に見た憧れだけは
なぜか僕の中で輝いてるんだ
歌に憧れて
音楽に憧れて
あの時 背伸びして手に取った楽譜が
また僕を音楽へ誘いだした
そして歌に憧れた
音楽に憧れた僕の心は
歌い続けていくんだ これからも
憧れと共に
2014年1月2日木曜日
2013年に作曲したコンサート用楽曲のリスト
2013
●合唱組曲「空のスタートライン」 児童合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 昨年作曲
2. また、あした
3. できた!
委嘱・全日本合唱普及会
●合唱組曲「文学へ」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 昨年作曲
2. ぼうず
3. 旅に
4. 君が見た空
委嘱・舫の会
●合唱曲「Innocence」 混声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・Caitlin Odom
委嘱・Fairfax Choral Society
●児童合唱ミュージカル「テンコちゃんの卒業式」 (ピアノ伴奏)
脚本/作詞/作曲・佐藤賢太郎
1. オープニング
2. 天使の学校
3. 出発の後で
4. こわれちゃった
5. おサルのしゅうかく
6. 湖にて
7. うわさ
8. コウモリのマーケット
9. ひきょうもの
10.天使の涙
11.出発の山
12.卒業式
13.こころ
委嘱・SE松本ジュニア合唱団
●合唱組曲「Magnificat」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
1. Magnificat Anima Mea
2. Fecit Potentiam
3. Suscepit Israel (無伴奏)
4. Gloria Patri
委嘱・Taipei Ladies’ Singers
●「Arbor Mundi(混声版)」 混声合唱 (ピアノ伴奏)
1. Expergisci(目覚め)
2. Strepitus Candidi(白いざわめき)
3. Hasta Fulminea(光の槍)
4. Carmen Imbris(雨の歌)
5. Sensus(思い)
6. Carmen Arboris Mundi(世界中の歌)
委嘱・Taipei Ladies’ Singers
●合唱曲「西条酒造り歌今様)」 混声合唱 (無伴奏・ピアノ伴奏)
委嘱・東広島混声合唱団
●合唱曲「O Sacrum Convivum」 混声合唱 (無伴奏)
委嘱・Vocal Ensemble SACRE
●合唱組曲「夜空の記憶のどこかに」 児童・女声合唱 (ピアノ伴奏)
1. 星は何を
2. 七夕の想い
3. 花火と月と
4.
委嘱・勝田・童謡を楽しむ会
●合唱曲「若葉の想い」 混声合唱 (無伴奏)
委嘱・教育芸術社
●合唱曲「かさなる声に」 男声・女声・混声合唱 (無伴奏・ピアノ伴奏)
委嘱・釧路合唱連盟
2014年も頑張ります。
●合唱組曲「空のスタートライン」 児童合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
2. また、あした
3. できた!
委嘱・全日本合唱普及会
●合唱組曲「文学へ」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
2. ぼうず
3. 旅に
4. 君が見た空
委嘱・舫の会
●合唱曲「Innocence」 混声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・Caitlin Odom
委嘱・Fairfax Choral Society
●児童合唱ミュージカル「テンコちゃんの卒業式」 (ピアノ伴奏)
脚本/作詞/作曲・佐藤賢太郎
1. オープニング
2. 天使の学校
3. 出発の後で
4. こわれちゃった
5. おサルのしゅうかく
6. 湖にて
7. うわさ
8. コウモリのマーケット
9. ひきょうもの
10.天使の涙
11.出発の山
12.卒業式
13.こころ
委嘱・SE松本ジュニア合唱団
●合唱組曲「Magnificat」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
1. Magnificat Anima Mea
2. Fecit Potentiam
3. Suscepit Israel (無伴奏)
4. Gloria Patri
委嘱・Taipei Ladies’ Singers
●「Arbor Mundi(混声版)」 混声合唱 (ピアノ伴奏)
1. Expergisci(目覚め)
2. Strepitus Candidi(白いざわめき)
3. Hasta Fulminea(光の槍)
4. Carmen Imbris(雨の歌)
5. Sensus(思い)
6. Carmen Arboris Mundi(世界中の歌)
委嘱・Taipei Ladies’ Singers
●合唱曲「西条酒造り歌今様)」 混声合唱 (無伴奏・ピアノ伴奏)
委嘱・東広島混声合唱団
●合唱曲「O Sacrum Convivum」 混声合唱 (無伴奏)
委嘱・Vocal Ensemble SACRE
●合唱組曲「夜空の記憶のどこかに」 児童・女声合唱 (ピアノ伴奏)
1. 星は何を
2. 七夕の想い
3. 花火と月と
4.
委嘱・勝田・童謡を楽しむ会
●合唱曲「若葉の想い」 混声合唱 (無伴奏)
委嘱・教育芸術社
●合唱曲「かさなる声に」 男声・女声・混声合唱 (無伴奏・ピアノ伴奏)
委嘱・釧路合唱連盟
2014年も頑張ります。
2013年8月16日金曜日
Nコンで審査が長引くとき
「Nコンで審査が長引く」=「審査でもめている」と思っている人も多いかもしれませんが、実はそうではありません。審査、というか特に皆さんが気に なる上位の順位付け自体は、全審査員がそれぞれ自分の順位表を提出した段階から5から10分内で終わります。以下、遅れる原因になるものです。
①審査員が自分の審査用紙を席に忘れた(結構ある)。
②課題曲・自由曲で、それぞれ点数を出す方式で審査をしている審査員が各校の合計点を計算しているとき、誰もこっそり電卓を貸してくれなかった。
③その場で入賞校だけではなく、全ての学校の順位を決めてしまう方式を採用している地区では時間がかかる(特に参加校が多いと)。
④順位の算出は全て手動でありエクセルなどを使わないため、そもそも時間がかかる。
⑤銀賞と銅賞が順位順で自動ではなく、裁量で決定できる地区では、ここに時間をとる場合がある。
…と、このような感じになります。審査員同士が話し合って 順位を決めるわけではないので、もめる、ということがありえないのです。あと、体調を崩されたり、トイレに、といったことも起こります。
集 計に関しては、昔、某コンクールで「エクセルを使ったほうが速いのでは?」と聞いたことがあります。そのときは「ここのところはアナログでやるのが方針 です」という答えでした。時間はかかりますが、審査員を含めかなり大勢でチェックしながら行う順位付け。こういうのもいいかな?と思います。ちなみに、N コン方式で審査中、その部屋にいる全員が、それぞれが出した順位を見ることはできますが、匿名なので誰がどの順位を出したのかは分かりません。
あ と、私は講評用紙に「この小節のこれ」みたいに書きたいのですが、自由曲の楽譜の最低でも格段に小節番号が振ってないと困るので、なかったら振っておい てほしいな、といつも思います。あと、生徒のユニークで面白い書き込みがある譜面には、上手くできていたらニッコリマークをつけます(笑)。
①審査員が自分の審査用紙を席に忘れた(結構ある)。
②課題曲・自由曲で、それぞれ点数を出す方式で審査をしている審査員が各校の合計点を計算しているとき、誰もこっそり電卓を貸してくれなかった。
③その場で入賞校だけではなく、全ての学校の順位を決めてしまう方式を採用している地区では時間がかかる(特に参加校が多いと)。
④順位の算出は全て手動でありエクセルなどを使わないため、そもそも時間がかかる。
⑤銀賞と銅賞が順位順で自動ではなく、裁量で決定できる地区では、ここに時間をとる場合がある。
…と、このような感じになります。審査員同士が話し合って 順位を決めるわけではないので、もめる、ということがありえないのです。あと、体調を崩されたり、トイレに、といったことも起こります。
集 計に関しては、昔、某コンクールで「エクセルを使ったほうが速いのでは?」と聞いたことがあります。そのときは「ここのところはアナログでやるのが方針 です」という答えでした。時間はかかりますが、審査員を含めかなり大勢でチェックしながら行う順位付け。こういうのもいいかな?と思います。ちなみに、N コン方式で審査中、その部屋にいる全員が、それぞれが出した順位を見ることはできますが、匿名なので誰がどの順位を出したのかは分かりません。
あ と、私は講評用紙に「この小節のこれ」みたいに書きたいのですが、自由曲の楽譜の最低でも格段に小節番号が振ってないと困るので、なかったら振っておい てほしいな、といつも思います。あと、生徒のユニークで面白い書き込みがある譜面には、上手くできていたらニッコリマークをつけます(笑)。
2013年1月1日火曜日
2012年に作曲したコンサート用楽曲リスト
2012年に作曲したコンサート用楽曲
●「ウミガメの唄」 児童合唱と混声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 白い希望
2. 夜空のつぶやき
3. 月夜の旅立ち
4. 白い奇跡
委嘱・大分市民合唱団ウイステリア・コール
●「Te Deum」 混声合唱 (オルガン伴奏またはピアノ伴奏、打楽器)
1. Te Deum Laudamus
2. Te Gloriosus
3. Tu Rex Gloriae
4. Te Ergo Quesumus
5. Salvum Fac
委嘱・合唱団LINC
●「思い出をひらいて」 児童合唱と混声合唱 ピアノ伴奏
詩・佐藤賢太郎
委嘱・徳島県合唱連盟/国民文化祭
●「The Waters of Prayer」 女声合唱 無伴奏
詩・Vassar Miller
1. Heritage
2. Renewal
3. Prayer Upon Waking
4. Invitation
委嘱・Vocal Ensemble Kerkrade
●「A Boy's Inspiration」 男声合唱 ピアノ伴奏
詩・Henry W. Longfellow
1. An April Day
2. The Day is Done
3. The Rainy Day
4. A Psalm of Life
5. The Arrow and the Song
6. My Lost Youth
委嘱・コール・アルファ
●「天辺への道」 混声合唱 無伴奏
詩・佐藤賢太郎
委嘱・日本合唱指揮者協会
●「Christmas Overture」 オーケストラ
委嘱・Capellen Orchestra and Production
●「ネコのおくりもの」 児童合唱、女声合唱、混声合唱 単独でも合同でも (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
委嘱・SEWA合同合唱団
●「合唱組曲 はじまりは、いつも」 児童合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 空のスタートライン
2.
3.
委嘱・全日本合唱普及会
●「合唱組曲 文学へ」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 朝の藤棚
2.
3.
4.
委嘱・舫の会
2013年もバリバリ作詞・作曲をします。
●「ウミガメの唄」 児童合唱と混声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 白い希望
2. 夜空のつぶやき
3. 月夜の旅立ち
4. 白い奇跡
委嘱・大分市民合唱団ウイステリア・コール
●「Te Deum」 混声合唱 (オルガン伴奏またはピアノ伴奏、打楽器)
1. Te Deum Laudamus
2. Te Gloriosus
3. Tu Rex Gloriae
4. Te Ergo Quesumus
5. Salvum Fac
委嘱・合唱団LINC
●「思い出をひらいて」 児童合唱と混声合唱 ピアノ伴奏
詩・佐藤賢太郎
委嘱・徳島県合唱連盟/国民文化祭
●「The Waters of Prayer」 女声合唱 無伴奏
詩・Vassar Miller
1. Heritage
2. Renewal
3. Prayer Upon Waking
4. Invitation
委嘱・Vocal Ensemble Kerkrade
●「A Boy's Inspiration」 男声合唱 ピアノ伴奏
詩・Henry W. Longfellow
1. An April Day
2. The Day is Done
3. The Rainy Day
4. A Psalm of Life
5. The Arrow and the Song
6. My Lost Youth
委嘱・コール・アルファ
●「天辺への道」 混声合唱 無伴奏
詩・佐藤賢太郎
委嘱・日本合唱指揮者協会
●「Christmas Overture」 オーケストラ
委嘱・Capellen Orchestra and Production
●「ネコのおくりもの」 児童合唱、女声合唱、混声合唱 単独でも合同でも (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
委嘱・SEWA合同合唱団
●「合唱組曲 はじまりは、いつも」 児童合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 空のスタートライン
2.
3.
委嘱・全日本合唱普及会
●「合唱組曲 文学へ」 女声合唱 (ピアノ伴奏)
詩・佐藤賢太郎
1. 朝の藤棚
2.
3.
4.
委嘱・舫の会
2013年もバリバリ作詞・作曲をします。
2012年12月14日金曜日
ピアノソロ曲の数が少ない理由?
「ピアノソロ曲ってありませんか?」という質問をたまにもらうときがあります。商用ではない曲だと、他のジャンル、たとえばオーケストラ曲や合唱曲 に比べると数は圧倒的に少ないですが、2曲ほど、「Sleeping Beauty in My Arms」という曲と「Fairy Ring」という曲があります。両方とも大学2年くらいのときに書いたもので、前者は「サティーのジムノぺディ風」、後者は「ラベルのクープランの墓・プ レリュード風」の曲です。「Sleeping Beauty」は割合と簡単な曲なので、今でもたまに演奏してくれる人がいます。
「Fairy Ring」は、難しめの曲ですが、ピティナという日本の団体の作曲コンクールに出したら譜面審査は通って試演審査まで行きました。ですが、賞は残念ながらもらえませんでした。
さて、私はアメリカにいて日本の試演会には行けなかっのですが、母が行ってくれて、後で演奏を録画したビデオを送ってくれました。
生演奏ではないですが、初めて曲が形になるのを聴く瞬間はとても緊張するものです。 ドキドキしながら、再生ボタンを押した後、流れる演奏を聞いて・・・・・・唖然としました。
「え!?え?なっ、なんでこのピアニスト、指定のテンポの倍くらいのスピードで弾いているの!?!?」
何がなんだか訳が分からず、すぐ母に電話したのを覚えています。
母「なんか、すぐに演奏終わっちゃったよ」
私「(あんなスピードで弾けばそりゃそうだー!)」
そういえば、それ以来、ピアノソロ曲を書いていません(笑)。
「Fairy Ring」は、難しめの曲ですが、ピティナという日本の団体の作曲コンクールに出したら譜面審査は通って試演審査まで行きました。ですが、賞は残念ながらもらえませんでした。
さて、私はアメリカにいて日本の試演会には行けなかっのですが、母が行ってくれて、後で演奏を録画したビデオを送ってくれました。
生演奏ではないですが、初めて曲が形になるのを聴く瞬間はとても緊張するものです。 ドキドキしながら、再生ボタンを押した後、流れる演奏を聞いて・・・・・・唖然としました。
「え!?え?なっ、なんでこのピアニスト、指定のテンポの倍くらいのスピードで弾いているの!?!?」
何がなんだか訳が分からず、すぐ母に電話したのを覚えています。
母「なんか、すぐに演奏終わっちゃったよ」
私「(あんなスピードで弾けばそりゃそうだー!)」
そういえば、それ以来、ピアノソロ曲を書いていません(笑)。
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